2017年 07月 04日
簡単に直せる吊レールの仕組み
今年は空梅雨で水不足が心配でしたが、今日の夜は恵みの雨?
関東地方では今年初めての台風のため、今雨が強くなってきました。
皆様も早く帰宅しなければどんどん雨が強くなる気配ですよ。
この時期は気温もかなり上がるので、突然の夕立や落雷にも現場では注意が必要な季節がやってきました。
天気予報を見ながら資材等の搬入にも気を遣います。
本題です。
昨日の樋口さんのブログでも紹介されました。
相羽建設の建物ではよく使用する「吊レール」についてです。


鴨居に埋め込むタイプと露出するタイプの2種類があります。
敷居にレール(溝)が無いので掃除もしやすくとても引き戸が軽くなるのが特徴です。
しかも建具の上下微調整が出来るのも魅力で、住まい手さんにも簡単にドライバー1本で
微調整ができます。
吊レールの引き戸が軽くなることでの弊害として、お子様が強く引き戸を閉めた時に、
稀に、引き戸の下の部分に隠れている、床材に固定された白い突起物が割れることがございます。


しかし、簡単に直すことができます。
既製品でドアや引き戸を作成したときには、5年10年で取っ手や蝶番が廃盤になり
形状が変わったりして手に入らないこともありますが、相羽建設では建具屋さんに
作ってもらうので、普通に金物屋さんで取り扱っているものを使っているので、
建具を作り直さなくてもよいのです。

建物と一緒に永く住み続けるための工夫の一つの造作建具です。