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相羽建設の日替わり現場ブログです。
by AIBA
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2本線の責任。
工事部 堀野です。

段々と秋らしい気候になってきましたね。
秋といえば秋の味覚。
お腹廻りを気にしながらも美味しいものを求めてしまいます。

今日は現場には必ず欠かせないもの、保護帽についてお話しします。

保護帽は労働安全衛生法で定められている危険な作業箇所や、これに順ずる場所での作業で頭部を保護するために使用するものです。 建物外部・内部関わらず、現場では保護帽の装着が厳しく義務付けられています。

安全の為に装着する保護帽には、もう一つの役割があります。
それは装着している人間の職務や階級、部署の区別を確認できるようにするという事です。
一般的には大工及び作業員は無線・職長級は1本線・現場代理人及び主任技術者は2本という場合が多いです。
この意味はそれぞれの会社によって様々ですが、
当社の監督が現場で装着している保護帽には2本線が引かれています。
現場に到着し、毎回この保護帽を被る度に2本線の責任の大きさに気が引き締まります。
(実際は大工さんや職人さんに助けてもらってばかりなのですが・・・・・・。)

この保護帽も使用期限があり、(一社)日本ヘルメット工業会では、PC、ABS、PE等の熱可塑性樹脂製保護帽は、外観に異常が認められなくても使用開始より3年以内、FRP等の熱硬化性樹脂製保護帽は、外観に異常が認められなくても使用開始より5年以内に交換するように決まりがあります。


加工場の片隅にあった監督用の保護帽です。


2本線の責任。_d0256297_17510350.jpg

傷や汚れ一つ一つに、建物が産まれるドラマが刻まれています。

次回は橋詰さんのブログです。
お楽しみに。



by aibakouzibu | 2017-09-22 18:25 | 工事 堀野
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