なんでしょう！この暖かさ。
みるみる雪が溶けていくでしょう・・・
今年のスキーシーズンの閉幕は早そうです。
次は気持ち良いバーベーキューシーズンの到来ですね。
もうちょっと雪山で遊びたかった・・・

さて今回はメンテナンス部の佐々木が
『ちょこっと洗剤の話』をお送りします。

皆さんは、普段使用している洗剤がアルカリ性なのか、酸性なのか、中性なのか・・・
気にしたことはありますか？

私が点検で様々なお客様の家を訪問すると
『この汚れは落とすことができますか？』という質問をよくうけます。
色々な汚れに対応しているうちに、どんどんと楽しくなってきました(笑)

ということで今日は『ちょこっと洗剤のお話』

皆さんすでにご存知かと思いますが
洗剤には、中性、アルカリ性、酸性　というように液性があります。




キッチン周りなどの洗剤は中性洗剤が多いですね。

酸性洗剤の代表格　サンポール！

パイプユニッシュやカビキラーはアルカリ性です。

洗剤は、酸性、アルカリ性、中性のそれぞれに汚れを落とす特性があります。

まずは中性洗剤！

その名のとおり、中性ですので、手などのお肌に優しい洗剤です。
身体がじかに触れる部分のキッチン周りや浴室、トイレなどの代表的な洗剤は中性洗剤が多いです。
中性洗剤は界面活性剤により、汚れを浮き立たせ、洗い流します。

次にアルカリ性洗剤！

酸性の汚れを中和して分解します！
酸性の汚れとは・・・
•油汚れ
•手あか
•湯あか
•皮脂
などなど
こちらの汚れにはアルカリ性洗剤が効きます。
髪の毛も弱酸性と言われているのでアルカリ性洗剤で溶かすパイプユニッシュなどが有名ですね。

次に酸性洗剤！
サンポールなどが有名ですね。

アルカリ性の汚れに効き目有り
アルカリ性の汚れとは・・・
•水あか
•尿汚れ・尿石
•石けんカス
•電気ポット内部の汚れ(水道水中のカルシウム汚れ)
などなど

えええええ！
水あかと湯あかって同じじゃないの～～～

湯あかは、主に酸性とのこと。
石鹸カスや身体の脂などが水道の成分と混ざって蓄積されたものなので、アルカリ性も含まれるとか。
水あかは、アルカリ性とのこと。水道水に含まれるカルシウムが主な原因だというのです。

私が何を言いたいかというと・・・
浴室内での汚れは、酸性の汚れとアルカリ性の汚れが混在しているということ！
カビの発生を抑えるために、酸性とアルカリ性を理解ししっかりと汚れを落としましょう。

ということでめんどくさがり屋の私がおすすめするのは・・・

重曹にお酢を混ぜて、ペースト状にした汚れ落とし！

重曹は言わずと知れたアルカリ性の代表選手

お酢はその名のとおり酸性です。

二つ混ぜて使うと最強洗剤の出来上がり！

皆さんも試してみてください！

ちなみに余談ですが・・・
お酢は体内に入ると、酸が分解されて酸度を失いそうです。
代わりにカルシウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ度が高いミネラル
が残るので、「お酢はアルカリ性食品」と分類されるんだそうです。
人間は弱アルカリ性ですのでアルカリ性食品は健康に良いのかな(笑)

ではでは今回このへんで！