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こんにちは桑山です。
今回は普段あまり見る事が無いであろう設備工事(水道配管)の工法についてご紹介したいと思います。 相羽建設でもほとんどの物件で標準で採用しています、その名も「サヤ管ヘッダー工法」です。 先ずは下の写真をご覧になってみてください。 ![]() 水色とピンクの配管が何本もあるのがお分かり頂けるでしょうか? これはピンときた方も多いと思いますが、「水色が水」で「ピンクがお湯」の配管となっています。 この水色とピンクの管の事を「サヤ管」と呼びます。 さて、さらによく見て頂くと文字が書いてあるのがお分かり頂けるでしょうか? 拡大してみると・・・ ![]() この接続部分の事を「ヘッダー」と呼びます。 水もお湯もすべてこのヘッダー部分に一度集めてから各部屋に分岐していきます。 ![]() 察しの良い方ならお気づきかもしれませんが、もう一つ水道の配管の方法には、「枝管工法」と呼ばれる工法もあります。 枝管工法とは読んで字のごとく、一本の配管から枝分かれさせて各部屋に水道管を持っていく工法で途中で分岐させていくので配管するための管の数が少なくすみます。 さてでは、どちらがいいのかと言いますとメンテナンスをする観点から見れば「枝管」より「ヘッダー」の方がすぐれているのではと思います。 それはなぜか、一番は漏水の問題です。 漏水する原因と言うのは様々あるかと思いますが、その一つの要因として接続部からの漏水があると思います。 枝管工法ですと何箇所も枝分かれさせるわけですが、その枝分かれさせる部分には当然接続部分が生じるので漏水が起こりやすくなると思われます。 その点ヘッダー工法の場合はヘッダー部分から水道の器具までの間に接続部分が無いので漏水しにくく、万が一漏水していたとしても、ヘッダーの部分でどの管から水漏れしているかが確認できるので、漏水した際もメンテナンスがしやすくなっています。 その他にも枝管ですと分岐を繰り返すため水圧が安定しない場合がるのですが、ヘッダーの場合は安定するという利点もあります。 ヘッダー工法の難点を挙げるとするならば枝管よりも配管の本数が増えるので材料費がかかる事と配管のスペースが枝管より必要になる事でしょうか? ![]() ちなみにですが、水道屋さんのルールと言いますか建築の決まりごとの一つとして 「左がお湯」で「右が水」と決まっています。 ![]() それでは今回はこの辺で。 次回はメンテナンスリフォーム部の和田監督です。 ![]()
by aibakouzibu
| 2016-02-12 20:51
| メンテ・リフォーム桑山
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