こんばんは。メンテナンス・リフォーム部の和田です。

秋と言えば、そう・・・台風シーズン！です。
建築に関わる者としては、台風は好まれるものではありませんが
今年は関東への上陸が少なく、ホッとしています。

このまま何事もなく冬になってくれる事を願っております。


さて今日ご紹介するお話は、相羽建設のオーナーさんに向けた内容です。
たまにはメンテ部らしく、“薩摩中霧島壁”という左官壁の補修についてお知らせします。


相羽建設の新築物件では、“薩摩中霧島壁”という左官材を良く使っています。
これは、シラスという火山灰を主原料としているもので、特徴として優れた調湿・脱臭機能があります。
ローコストな自然素材として今日までに多くのお客様の家で施工をさせて頂きました。

（写真：（有）自然と住まい研究所）


一度塗れば色褪せも少なく、機能も持続してくれる良い素材なのですが、
反面、キズがついてしまった時の補修が難しい所があります。

これは、左官材の特徴の一つで、同じ職人が同じ色番の材料を使って補修しても
全く同じ仕上がりにはならず、その部分がかえって目立ってしまう事があるからです。
最終手段としては、その壁一面全部を塗り替えるということになるのですが、費用も労力もなかなか大変です。


そこでちょっとしたスリ傷にはこちら！


スリ傷で白くなってしまった所


養生をした後に


さっとスプレー


ドライヤーで乾かして


色が馴染むのを待ちます。


凹んだキズは直りませんが、スリキズの色が馴染むだけでもほとんど目立たなくなります。
市販はされておりませんので、気になるかたは相羽建設までお問い合わせ下さい。


最後に昨日の桑山さんからの質問については、秋のおススメ読書シリーズで回答します。
私の好きな作家さんは　馳　星周。代表作は新宿の歌舞伎町を舞台にした『不夜城』です。



この作家さんの話は長編が多いのですが、何故か最後まで読み切ってしまいます。
ただ、馳ノワールと言われる暗黒小説がメインなので、万人にはおススメ出来ません・・・。
私のようにハマる方にはどっぷりとどうぞ・・・。

それでは今日はここまで。

明日のブログ当番は佐々木課長です。
佐々木さんは、おススメの本はありますか？

お楽しみに～。







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