こんにちは　荻野です。

工事中のベストライフ杉並の近況報告です。
夏頃まではこの現場の話ばかりになってしまうかもしれません。
ここにどっぷりつかると覚悟を決めてしまいましたので、お許しください。

2月上旬に上棟して約1カ月経過します。
屋根や耐力壁の造作と併せて耐火被覆の工事も進行中です。
この建物は老人ホーム3階建てということで耐火建築物にする必要があり、
これを木造で対応しようとすると耐火被覆のボリュームがとても多くなります。
（RC造であればそれ自体が耐火構造ですし、鉄骨造なら床はコンクリートなので
耐火被覆する必要がないわけです）
木造では、柱や壁梁床と木部は全て耐火ﾎﾞｰﾄﾞでぐるりと囲い込んでしまうイメージです。
これは外壁の耐火です。厚さ21ミリの耐水強化石膏ボードを2層ばりします。ﾋﾞｽの長さやピッチも決められていたり、サッシ開口まわりはケイ酸カルシウム板という材で被覆しています。


吉野石膏の製品で
耐水強化石膏ボード厚さ21ミリのもの。「タイプZ-ＷＲ」外部に面する部分は主にこのボードを使います。（木住協の大臣認定の仕様に準じています）


建物全体ではこのボード1万枚は越えてくるでしょうか。


施設建築での耐火や防火の重要性を肌で感じながらの工事進捗。
夏の完成を目指します。

明日のブログ担当は相田さんです。
ご期待ください。


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