こんにちはメンテナンス・リフォーム部の佐々木です。

いよいよ今年も残り10日間ほどになりました。
まだ実感がありませんが修理の仕事が詰まっているので
なんとなく年末だなと感じています。
急に寒くなると機械は調子が悪くなるもんです。

ということで今回は『OM修理』をお送りします。




この写真はOMソーラーの心臓部の『ハンドリングボックス』という機械です。

屋根で温めた空気をこの器械で室内に送り込みます。

この機械が不調になると・・・

１．晴れているのに寒い
２．小屋裏から『トントントン』という聞いたことがない音がする
３．晴れた昼間なのにOMの動いている音がまったく聞こえない

などなどの症状がでてきます。

様々な症状を考えながら、この機械と対面することになります。

今回はOMの補助暖房が効かないという連絡でした。

約２０年使用しているハンドリングボックスです。

原因は手前のオレンジ色のカバーが付いた部品『ダンパーモーター』の故障でした。






新しい部品と交換します。

写真を見比べてもらうと交換しているのがわかります。

実に２０年間動き続けてくれていました。

この部品は早いと１０年前後で交換が必要になりますので、今回は本当によく頑張ったと思います。

写真ですと簡単に交換しているように見えますが・・・

昔の配線と現在の配線を繋ぎ直したり、加工したりと、なかなか大変です。

しかしちゃんと直って、しっかりと機械が動き出したのを確認できると嬉しいものですね。

２０年経ってもしっかりとメンテナンスして使い続けることができます。

部品が無いので直りません・・・というのは本当にさみしいものです。


年内はギリギリまでメンテナンス工事が続きます。

なんとかこれ以上・・・年内は壊れないでほしいと願うばかりですが・・・

季節の変わり目は機械にとっても人間にとっても負担がかかる時期なのですね。


それでは今回はこのへんで！



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