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相羽建設の日替わり現場ブログです。
by AIBA
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リフォーム工事の進め方~3~
メンテナンス・リフォーム部の和田宏康です。


夜になると、家の近くで虫の鳴き声を耳にするようになりました。
スズムシなのかコオロギなのか全くわかりませんが、どこか近くで鳴いています。

虫がいる事自体を当たり前のように感じていましたが、
マンションや都心では聴こえてこないのかと思うと、何だか応援したくなります。

頑張れ、知らない虫たち!


今日はシリーズの3回目。着工、解体工事のお話です。




リフォーム工事の特徴として、まず解体から始まるという事があります。

これは、既存の部分を変更したり、付け足したりするために必要になるのですが、
完成後には、目に見えてわかりません。
いわゆるお金を掛けて、ゴミを出すという行為になります。


その為、影響が出ない範囲でなら、解体工事を省略して、
既存部分は残したまま、上から被せる工事をおススメします。 


リフォーム工事の進め方~3~_d0256297_2010764.jpg

※この工事では、壊す事自体が目的なので解体しました。



またそれに伴い、養生(ようじょう)という行為も発生します。
聞きなれない言葉かもしれませんが、これは、工事に直接関係がない部分を守る為に行います。
カバーや、シートのような物を掛けて、既存の部分をキズや、ほこりから守ります。
リフォーム工事の進め方~3~_d0256297_201020100.jpg


リフォーム工事では見積もりにも、しっかりと計上される項目ですが、この部分は、
完成後に効果があらわれるので、省略しない方がよいと思います。


さて、解体工事の注意事項はこのくらいです。
あとは普段見れない家の骨組みを眺めるくらいなのですが、
たまに、珍しい物が発見される事があります。

今回は貴重な品が出てきました。
これは何だかわかりますでしょうか?
リフォーム工事の進め方~3~_d0256297_20105971.jpg


これは、新築当時に祭られた ヘイ串と思われます。


皆さんの家でも上棟式を行った際に見かけたと思います。後ろに建て掛かっていたアレです。
通例は、上棟後に棟に飾られます。

今回は、大工さんが解体時に発見して、保管をしてくれていたのです。
あとから確認すると、新しい棟に納めてくれていました。

もちろん、当時の建築会社にも大工さんにも、何も面識はありません。
それでもきちんと納めてくれるところは、モノづくりに共通する部分があるのでしょう。

家の形は変わっても、想いは受け継いでくれる大工さんに、職人の心意気を感じた行為でした。



次回は、壁の解体と電気配線について
その次は、このシリーズ最終回。まとめの写真報告とさせて頂きます。





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リフォーム工事の進め方~3~_d0157375_19495884.gif

by aibakouzibu | 2013-09-26 23:24 | メンテ・リフォーム和田
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