差し金の角目と丸目

こんにちは桑山です。

気付けばもう2月「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言いますが、
1月は行ってしまいましたね、きっと2月は逃げてくんでしょうね。
逃げられる前に2月の仕事は2月中に納めたいものです。

さて今回は、差し金について少々お伝えしたいと思います。

差し金とは直角を出したり寸法を測ったりする大工道具の一つで、
大工さんなら必ず持っている必須道具です。

このブログでの私の一番最初の記事で現場監督必需品としてもご紹介しています。

以前も何度か尺貫法の話が出てきましたが→過去の記事1 2 3
今回は尺の差し金で説明していきたいと思います。
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基本の使い方は直角部分を利用して木材の切る場所に墨をつけるのですが。

今回お伝えしたいのは差し金のもっとディープな部分、差し金の裏についてです。
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差し金は表と裏で目盛りのつき方が違います、裏には「角目」と「丸目」という目盛りがついています。
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これは何か?先ずは「角目」
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写真左は差し金の表、右は差し金の裏「角目」で対角を測っています。
それぞれ目盛りを読むと左は2寸9分5厘、右は角目で2寸9分5厘
はい、そうなんです同じなんです。
角目には表目の√2倍の大きさで目盛りが刻まれているのです。
中学校で習う直角二等辺三角形の1:1:√2が差し金では使われているのです。

続いて「丸目」
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カップの縁にテープを巻いて印をつけます。
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カップの縁に巻いたテープを広げて円周を測ります。
「7寸」です。
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そして、「丸目」で直径を測ると「7寸」はい、同じです。
今度は小学校で習う、直径×3.14(円周率)=円周が使用されています。

大工さんはこの角目と丸目を利用して材料の木取りや墨付けを行います。
例えば「角目」で丸太の断面の対角を測ればその丸太から1辺がどれくらいの
大きさの柱が取れるかも把握できたりします。

大工さんの世界には「規矩術」と呼ばれる技術があり今回ご紹介したのは
いろはの「い」の部分になります。

大工の世界は奥が深いです。


★これを知っているとお城ツウ#11  
「鯱(しゃち)」
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写真は熊本城の鯱(しゃち)

鯱と言えば名古屋城の金のしゃちほこが有名ですが、天守に鯱を乗せる習慣は
織田信長が安土城で用いたことが始まりとされています。
鯱は頭部が虎で胴体が魚という空想上の生き物で雨を降らすとされたため、
火よけの守り神として用いられています。

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#1は2014/9/3投稿の「城と言えば天守?」に掲載


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by aibakouzibu | 2015-02-07 23:20 | メンテ・リフォーム桑山 | Trackback | Comments(0)