鉋掛けで理解する木材の名称 後編

こんにちは桑山です。

前回のクイズの答え「順目」は「ならいめ」とよみます。

まだ前回の記事を読んでいないという方は


さていよいよ順目(ならいめ)と逆目(さかめ)についてです。
ここからが私が伝えたかった鉋掛けによる木材の名称の理解です。
セットで覚えてみてください。

●順目と逆目
鉋掛けをする際「木材」の鉋掛け方向によって下の写真みたいに
木材が毛羽立ってしまう事があります。
d0256297_18222711.jpg

これがいわゆる「逆目」です。
d0256297_18235745.jpg

写真は「木裏」で「末口」から「元口」に向かって鉋掛けしています。
こうすると「逆目」になってしまいます。

次に、これが「順目」に鉋掛けした状態です。
d0256297_18253255.jpg

d0256297_09122857.jpg

「木裏」で「元口」から「末口」に向かって鉋掛けしています。

どうしてこうなるのか?
d0256297_18570132.jpg

それは、上の側面に書いたように木の繊維があるからです。
d0256297_18295186.jpg

写真のように「木表」で「元口」から「末口」に鉋を入れるとささくれのように「逆目」が出てしまいます。

つまり鉋を入れる際に繊維方向にならって刃を入れるときれいに仕上がります。

「鉋掛けは、木表は末から元へ、木裏は元から末へ」
大工さんが鉋掛けを習う際に言われる事です。

大工さんは何気ない動作の中で鉋掛けを行っていますが、
綺麗に仕上がるように目で見てどちらから鉋をかけるか判断しています。

さらに細かな話ですが「節」がある部分は繊維が寄っていくので「順目」に鉋掛けをしても場所によっては「逆目」になってしまいます。
d0256297_18381180.jpg

大工さんは化粧になる材を選ぶ際には木表、末口、元口、節の有り無し、赤身、白太などを総合的に判断してより良い場所を使います。

出来たものに対しては綺麗で当たり前な大工の世界ですが、やれと言われて素人が簡単にできる物ではありません。

結局のところ何が言いたいかというと、頭で考えるより経験で体が動きそれが出来てしまう大工さんはスゴイという話です。

さてさて、そんな大工さんがデザイナーと組んだらどうなるか?

それは
d0256297_09454684.jpg

わざわ座の「大工の手」をご覧になってください。


間が空くと分からなくなりそうだったので2日連続の投稿とさせていただきました。

明日は佐々木課長です。
年内やり残したことなんですかね?



これを知っているとお城ツウ#6
「石垣の刻印」
石垣を眺めているとたまに人の名前や家紋が彫ってあることがあります。
イタズラではありません、石垣を積んだ家臣が自分が積んだ場所だよと
印をしているのです。
なんだか自分の仕事を認めてもらうためのアピールサラリーマンみたいです。
今度お城に行く際気にかけてみてください、隠れミッキー的な楽しさです。

お城ツウになりたい方はこのブログのカテゴリ
メンテ・リフォーム桑山の記事に毎回掲載
#1は2014/9/3投稿の「城と言えば天守?」に掲載


にほんブログ村 住まいブログ ビルダー・工務店へ↑ランキング挑戦中です!あなたの1クリックが男たちの励みになります!!
d0157375_19495884.gif
↑メインHPはこちらですぜひご覧ください!AIBA家づくり予備校 ブログ「薪ストーブのある暮らし~ソーラータウン多摩湖町」:ソーラータウン多摩湖町 ブログ「ソーラータウン府中」:東京都のまちづくり・府中市での16棟分譲住宅 ブログ「あいばこ」:暮らしを楽しむイベント&リフォームショールーム HPブログ「あいらば」:相羽建設の設計 ブログ  

[PR]
トラックバックURL : http://aibakouzib.exblog.jp/tb/21285774
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by aibakouzibu | 2014-11-14 09:14 | メンテ・リフォーム桑山 | Trackback | Comments(0)